癒しの里の小さな食工房
生産者と原材料の紹介
倉谷さんのお茶
川湯温泉の吊橋を渡って、九十九折の山道をひたすら登りきると一面の茶畑がぽっかり出現する。そこは熊野の山並みを見渡せうことのできるとっても気持ちの良い場所。ここに倉谷さんの茶畑が広がっています
中村さんのもち米
明治22年の大洪水で流されるまで、中世の昔から本宮大社が建っていた大斎原(おおゆのはら)。今は大鳥居がどーんと建っています。大鳥居の前に広がる水田で、釜餅の餅米は作られています。高齢化などで捨てられていく水田も多い中で、せめてここだけは次の時代に引き継いでいきたいものです。
松本さんの古代米
「いね」は「命の根」、「こめ」は生命力を「籠める」と言われています。古くから単に主食にとどまらず、伝統・文化に関わる深い意味あいを持ち、命の根源であるお米。その原種、古代米を、悠久の時を流れてきた熊野川の辺、神々と癒しの里・熊野で心をこめて育てました。
内野さんのゆず
ずーっと地域で生きてきた。長年、山仕事もやってきた。第一線を退いてからは、家の周りの畑で柚子や野菜を作っている。家族で食べるものだから、農薬は使わない。熊野のおじいちゃん、おばあちゃんが元気なのは、やりたいことがいっぱいあるからかな。
大西さんの梅
「作物を育てるのは自然環境が8割、人間の手は2割ほど。自然に則れば作物はできる。人間は少しお手伝いさせていただくのだ。」と、大西さんはおっしゃいます。農薬不使用で栽培された梅の生命力が商品となってもあふれています。
榎本さんのしそ
農薬を使わずに栽培されるしそ畑は熊野古道沿いにあり、世界遺産の景観にとけこんで広がっています。生産者の榎本さんは加工にも携わり、地域の伝統的な加工の技術を新しいスタッフにも伝えながら、皆様の元へお届けする商品が完成するまでを見守ってくださっています。